ごきげんよう。ぷらびーです。
みなさんは入院したこと、ありますか?わたしは今しています。
この度急性膵炎になり緊急入院したので不満をぶちまけるちょっとした経過報告などをしたいと思います。
記憶を頼りに書いてるので多少不正確な部分もあると思いますがご了承ください。
あと膵炎の原因については何も言わないでください。
初日
朝四時に腹部の激痛で目が覚めました。3時間ぐらいもんどり打ってました。
急性膵炎は前傾姿勢を取ると痛みが軽減するのが特徴と聞いていましたが、体を丸めてもブリッジしても逆立ちしても痛みは変わりませんでした。こういうこともあるんですね。
結局あまりの異常な痛みに、自力で病院に行くのは困難だと判断し、母親を起こして救急車を呼びました。
自力で動くのが困難で救急隊に運んでもらうくらいだったのに、母親に服を着替えろと言われて着替えさせられました。なんで?
レントゲンとCTを取ったんですが、案の定乳首とへそのピアスを取れと言ってきました。絶対写り込んでても関係ない場所だと思ったんですが、お腹痛いし早く終わらせたかったので嫌々外しておきました(すぐつけ直せそうだったし)。
まあそれはいいんですが、なんと局部のピアスも外せと要求されました。
工具がないと外せないとか適当言って断固拒否しました。
そこに膵臓はあるのか???
2日目
さて前日そのまま入院したのですが。ここからずっと点滴生活です。絶食。
わたしはしゃっくりが出やすい体質で、一度出るとなかなか止まらない&その日のうちに何回も繰り返すのですが、よりによってこの日に発動してしまったので最悪でした。
しゃっくりをするたび膵臓に衝撃が加わって爆発するかと思いました。幸い爆発はせずに済みました。
一日中痛いので2種の鎮痛剤の点滴を併用していました。
3日目
新規患者の関係で部屋移動したのですが、先が地獄でした。
隣の患者が爺さんでかなりボケてるのか(わたしはすみませんおじさんと呼んでいた)かなりうるさかったです。
「すみませーん…お願いしまーす…すみませーん…お願いしまーす…」と3秒毎に四六時中繰り返してたので気が狂いそうでした。
他の患者も爺さんで耳が遠いのか気にしてない様子。
前日のしゃっくり罪で懲罰房に投獄されたのかと思いました。
あまりのストレスに夜中に無意識にティッシュボックスを破壊してました。
4日目
すみませんおじさんがあまりにもうるさくて、発狂して強制退院しそうだったので、看護師さんに泣きついて部屋を変えてもらいました。
やっと静かな入院生活が始まるな…と思いました。
後日部屋の前を通ったらすみませんおじさんはまだ「すみませーん…」と言っていました。本当に部屋が変わって良かったです。
5日目
このあたりから痛み止めがアセリオ(アセトアミノフェン)一種になってきました。
家では金パブ断ってたのに病院でアセトアミノフェン漬けなんて皮肉ですね。
やっと痛みが引いてきたので痛み止めが効いているスキを狙ってやっとシャワーが浴びられました。
Youtube見るにもイヤホンしないといけないのでガリレオシリーズ読んでました。
真夏の方程式、面白いですね。
6日目
膵臓は問題なく回復してるものの周りの臓器に炎症が拡大してる模様。
この時点で当初の予定だった7〜10日での退院は不可能に。
絶望。
そして9時就寝6時起床とかいう狂気的な生活リズムにはまだ慣れず。
7日目

持ってきたリボトリールが切れたのか、ランドセンに変わっていた。もう見ることはないかもしれないパッケージ。
なお薬が変わったことについては特に説明はなかった模様。わたしは同じ薬だって知ってるからいいんだけどさぁ…。
聖女の救済、面白いですね。
8日目〜11日目
高熱of高熱。前から熱っぽかったんですが高熱になりました、
特に夜。39.4℃とかなってた。
解熱剤使っては熱上がるの繰り返し。またアセトアミノフェン漬けですね。
昼間はすることがないので家から持ってきた水と100円の水とクリスタルガイザーの飲み比べとかしてました。
禁断の魔術、面白いですね。
12日目
やっと熱が引きました。
食事(重湯)も出てきて絶食脱出です。
13日目
今日ですね。不吉な数字になりましたが特に意味はありません。
五分粥が出ました。
このあとは回復していくところだと思うのでこの記事を書いて投稿してしまおうという次第です。
経過報告はこんなとこです。
実は入院する数日前に胃腸科に行ってたんですが、単なる胃痛ということでH2ブロッカーだけ出されて帰されてました。今考えたら明らかにこのときから膵炎でしたね。ふざけんな。
今後ですが、退院後しばらくは烏龍茶かなんか飲んで過ごすと思います。
ただ断酒を継続する意思がゼロに等しくスリップ率100%なので、今後はお腹痛くなったらすぐに酒やめて静養することにせいよう、じゃなかった、静養することにします。
これから沈黙のパレードを読もうと思います。
それでは、またこんど。